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谷川岳(後編)
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谷川岳 2009.10.31(Sat)
【データ】
●標高:谷川岳(オキの耳)=1,977m
●ルート:天神峠~避難小屋~トマの耳~谷川岳山頂(オキの耳)~ラクダのコル~ロープウェイ駅
●標高差:1,227m
●歩行距離:約6.5km
●アクセス:JR上毛高原駅からバスで約45分(1,100円)の谷川岳ロープウェイ駅で下車、ロープウェイとリフトを乗り継いで天神峠へ。
【行程】
トマの耳からオキの耳へは往復約35分の道のりですが、
団体さんはトマの耳に登っただけで引き返してしまうので、
トマの耳から先は人が少なめで割と快適に進むことができました。
(クリックで拡大表示)
トマの耳から見たオキの耳。一度下ってから登り返します。
11:20に標高1,977mの谷川岳山頂(オキの耳)に到着。
天神峠を出たのが9:26だったので2時間もかかりませんでした。
やっぱりロープウェイを使うとあっという間ですね。
因みにコースタイムだと2:40の道のりでした。
山頂にはトマの耳の3分の1くらいの人しかいないので、
近くの岩場に腰をおろしてゆったりとランチタイム
お湯を沸かしている間におにぎりを食べます
お湯が沸いたらカップ麺をいただきます
登っている最中は汗だくで、冷たいものをキュッといきたい気分でしたが
やはり止まると寒いし空も段々雲ってきたので
温かいカップ麺と紅茶で一心地つきました
頂上からは、やはり気温上昇によるガスで展望が効かず、
折角晴れて360度のパノラマが広がっているのに
ぼやけてよくわからなかったので非常に残念でした
腹ごしらえを済ませたら11:58に下山開始。
若干渋滞気味の地点がありましたが割とスムーズに進めました。
日本三大急登の西黒尾根は初心者不可。
ということで天神尾根の喧騒とは打って変わって
静かな山行を楽しめます できれば登りもこちらのルートで
三大急登制覇に王手をかけたいところでしたが
日帰りなので時間的に無理で諦めました
因みに日本三大急登は以下の通り:
・北ア 烏帽子岳(ブナ立尾根)
・南ア 甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)
・上越 谷川岳(西黒尾根)
先日登った標高差2,200mの黒戸尾根に比べたら大したことありませんが、
谷川岳の西黒尾根は短い距離で約1,200mの標高差があるので
傾斜がかなりきつくなって三大急登に数えられているようです。
(クリックで拡大表示)
双耳を振り返ります。オキの耳の方がトンガってます。
(クリックで拡大表示)
西黒尾根を見降ろします。さすが三大急登。
麓まで一直線に下ってます。
振り返ると結構な急傾斜。さすが日本三大急登。
ここの岩場は元々滑るうえに
数多くの登山者によってかなり磨きあげられていて、
軽登山靴ではつるつる滑ってしまってかなり難儀しました
ライオンキングを真似して
ウォーっと雄たけびを上げたくなるような解放感です(笑)
天神尾根の鎖場は鎖不要な感じの道でしたが、
西黒尾根は本格的な鎖場が続きました。
13:21にラクダのコルに到着。
左に折れると巌剛新道へ。
西黒尾根へは正面の道を登っていきます。
岩壁が続く東尾根。
クライマーズ・ハイでお馴染みの衝立岩や一ノ倉沢はこの奥です。
足場がなくてつるつるの岩なので、結構鎖に頼らざるを得ません。
緩やかな斜面を登った後は、
ロープウェイ駅までひたすら下ります。
落ち葉のじゅうたんができて足元が柔らかく、
負担が少ないのは良かったのですが、
落ち葉のせいで地面が見えないのでたまに踏みぬいたり
滑ったりするので注意が必要です。
この辺になってダブルストックにしましたが、さすが日本三大急登。
いつもの要領でストックを伸ばしたら長さが足りず、
かなりの傾斜を体感しました。
土合のロープウェイ駅まであと1時間。
事前にコースタイムを参考に組み立てたスケジュールより
かなり早く来ていて、ちょうどあと1時間で当初の予定よりも
1本(=1時間)早いバスに乗れるので、ここからエンジンをかけ直して
フルスピードで下山します。
母は一足早くバス停に並ぶべく、マッハで駆け降りて行きました
つるつる滑る岩場では何組かに追い抜かれましたが、
樹林帯では快調に飛ばすことができて、
尾根の上部で抜かれたパーティーを抜き返したり
先行していたパーティーを抜いたりと、
苦手な下りにもかかわらずかなり頑張って飛ばしました。
途中で一か所、大きな倒木を乗り越えます。
上部を削ってあるので滑る心配もなく乗り越えます。
鉄塔を越えると日に照らされた美しい紅葉が目に飛び込んできました。
14:51に西黒尾根登山口に到着。
ここからロープウェイ駅までは林道歩きになります。
下山開始から約3時間で14:58にロープウェイ駅に到着。
バス停には既にバスが到着していて沢山の人が乗り込んでいて、
慌てて行列の中に母の姿を探したところ、奥から母が現れました。
このバスは1本前の水上駅行きだということが判明し、
上毛高原駅行きのバスが来るまでバス停のベンチに腰掛けて待ちます。
早めに到着したおかげで座席を確保することができ、
当初の予定よりも1本(=1時間)早い
15:13のバスで上毛高原駅に向かいます。
渋滞もなくバスは定刻通り16:03に上毛高原駅に到着。
16:22の新幹線の切符を購入すべく窓口に向かったら、
指定席は空席だらけということが判明し、自由席に変更。
16両編成オール2階建て車両の自由席は空席だらけで
無事座席を確保して快適に帰路につきました
紅葉のピークを過ぎてはいましたが、晴天に恵まれて
西黒尾根のスリリングな下山を楽しむことができ、
大満足の1日となりました
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- [2009/11/02 09:57]
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